50dBの世界 難聴者が難聴について語る

綴るブログ

記事一覧

オーティコンのアクトプロを注文

とうとう…デジタル補聴器を注文した。時代はアナログからデジタルへと移行しているというのに、未だ昭和の雰囲気を醸し出している我が補聴器、こいつともいよいよおさらばする事となる。

何度かアヅマ補聴器センター太田支店に足を運び、ねばってネチネチと相談しているのに嫌な顔一つもしない店員さんに感心し、オーティコン社のアクトプロを両耳合わせて注文。

ありがたい事にいくらか割り引いて頂いたが、それでも50万強。これは補聴器本体だけではなく、どうしても欲しかった周辺機器、ストリーマーとコネクトマイク代も含まれる。懐がとてつもなく痛いのだが、こればかりはどうしようもない。医療費控除もないのだから全額自己負担である。何とかならないものかねぇ…。

到着は1月末の予定。実際の装用感など、随時アップして行きます。


アナログからデジタルに移行した事で補聴器の何が変わったのか、ざっとまとめると…

■PCにて管理出来るようになった。
これのメリットは大変大きく、周波数の調整をする際、アナログの場合は補聴器自体に付いているツマミ(ボリュームではない)をマイナスドライバーみたいな専用ツールで調整する事になっていたのだが、デジタルになると、それらを全てPC上で管理でき、しかも音の周波数帯に合わせてきめ細やかな調整が可能となった。さらには音質も調整可能なようだ。だが、これらの調整は全て販売店にて行わなければならず、自分では調整出来ない。

■環境音と会話音を区別出来る
デジタル化による最大の恩恵は、環境音を認識してくれるところ。環境音であるのか、会話であるのかを音の波形から区別し、自動的に環境音の音量を下げ、より会話が聞き取りやすくしてくれるらしい。これは素晴らしい。

■両耳装用によるメリットが大幅に拡大
デジタル時代ともなると、両耳に取りつけた補聴器がワイヤレスで通信しあうのだそうだ。それぞれの情報を共有し合う事により音の聞こえる方向が明確になる。会話が右側から聞こえたら、左の音量が自動で下がるなど、複雑な連携プレーを見せてくれるらしい。頭の中を電波が行き交うのかと想像すると大丈夫なのかと心配だが…。

■Bluetooth対応
ワイヤレス機能自体は以前より各メーカーにて提供していたが、それらは独自の通信規格で設計されており、拡張性は全くなかった。ワイヤレス通信で何が出来るかと言うと、テレビの音声や電話の音声を直接補聴器に届ける等の機能が挙げられるが、デジタル時代ともなると、それはBluetoothによって実装される。と言っても、対応しているメーカーはまだ少ない。私が知っている限りでは「オーティコン」と「シーメンス」の2社のみである。その他はBluetooth以外の独自規格でワイヤレスを実現させている。
このBluetoothによる通信は本当に拡張性が高く、手持ちのPCや携帯とも通信が可能というのが大変嬉しい。iPhoneを愛用しているのだが、それらに入っている音楽もワイヤレスで補聴器に送り込める。これは便利。会社でこっそり音楽を聴きながら仕事だって出来るのだ。

ページトップ