50dBの世界 難聴者が難聴について語る

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騒音下の聞き取りについてレポート

ざわざわした所に行ったので、レポート。

まずはファミリーレストランで夜に二人で食事。といっても男同士で何とも色気のないシチュエーション。平日夜8時頃だったからあまり客も居なく静かだろーと思って行ったらどっこい、女子高生だかの集団がぎゃーぎゃーと大変盛り上がっていた。集団と言っても5人ぐらいなんだけど、静かにしようとか、そういった配慮の欠片もなく全力で喋って笑いあってた。こういった状況は大変苦手である。その集団と3メートルぐらい離れていたが、目の前の人の声が全く聞こえないのだから。…と、それはアナログ補聴器でのお話、デジタルになり、目の前の人の会話がどの程度聞き取れるのかワクワクしていたのだが、これは思った以上に聞き取りやすいかも知れない。オーティコンの補聴器の場合、前方と後方からの聞こえを区別し、前方だけを聞き取りやすくしてくれるらしい。幸いにも、女子高生の集団は後方だった為、比較的同席者の声が聞き取りやすかった。まあ、聞き取れない箇所もあるのだが、アナログと比べたら格段にマシだった。

また、別の機会で最近のお話だが、趣味で在籍しているゴスペルメンバーとの新年会があった。2月に入っているというのに新年会かよってツッコミはさておき、参加人数は総勢20名程、みんなさすがに声量ある方が多いので、和気あいあいと非常に騒がしかった。しかも音環境も最悪の部類に入る場所で、天井が高く広々とした吹き抜けのホールみたいな所。とにかく音が響きまくる。アナログ補聴器を装着していた時は敬遠していたであろうシチュエーション。…と、デジタルに変わったら、これもだいぶ聞き取りがスムーズになった。くじ引きで席順は決まり、一番端っこになったのだが、目の前や隣の人、斜め前の人の声、更には斜め前の奥隣りの人の声まで聞き取れるようになった。これはすごいと、素直に感動出来る。素晴らしいよオーティコン。前のアナログの補聴器だとこういった場ではダンマリを決め込むしかなかったのだが…。

そして、週末の込み合ったイオンショッピングセンター。彼女さんと一緒に買い物に行ったのだが、ここでも良好だった。隣り合って話しているのに、雑音が多く、え?え?みたいな感じだったのが意外とスムーズに話せた。

あと、ざわざわした場所でも比較的自分の声が良く聞こえるようになったのはかなりの高評価。前の補聴器の場合、自分の声が聞こえなくなる為、コントロールが大変難しく全く話を聞いてもらえない場合が多かったのだが、今回はすんなりとコントロールしやすかった。面白いのが、周囲の状況を随時判断し細やかに音質や音量を変えてくれる事。すさまじく大きな騒音に対しては瞬間的に音量が下がる。これは慣れないと耳が変になった感覚で気持ち悪いのだが、慣れれば素晴らしい機能だと思う。

以上、総じて良好な結果が出せたが、常人と比べればまだまだ聞き取れない箇所は多い。所々爆発的な笑い声が他の場所で起きたりすると、そこは聞き取れなくなる。補聴器の成長を待ちたい。

今度、ライブを観に行く予定なので、その時の音響についてもレポします。

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