50dBの世界 難聴者が難聴について語る

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信州大学に行った報告 その2

8月30日、信州大学 医学部 耳鼻咽喉科学講座へ診療を受けに行った。今回で2回目である。朝7時20分ごろ群馬よりぶいぶいと車で出発したが診療予約時間の10時に間に合わず少し遅刻。それでも待たされることなくスムーズに受診出来た。

やくみつる似の先生より、4月に受診した際の診療結果の説明を受ける。概要を下記に箇条書き。

・MRIの結果、外耳中耳には異常は見られないが、内耳領域、前庭水管が肥大しており、周囲の器官を圧迫している。
・これは先天性の物であり、元々肥大しているため、徐々に肥大していくものではない。
・あなたは前庭水管拡大症です。甲状腺も腫れている。
・甲状腺の腫れによる影響については、改めて内科もしくは内分泌科の診療を受けた方が良い。
・将来的に聴力が下がっていく可能性が高い。他の人は10代の頃より加速して下がっていく傾向が多いのだが、あなたの場合は遅い。遅い理由は不明。
・元々あなたはペンドレッド症候群だと他の医院で聞いているらしいので、ペンドレッド症候群だと思うが、これから行うDNA検査ではっきりさせる。
・DNA解析により今後の注意点等をもっと詳しく説明できると思う。結果が出るまでおおよそ二ヶ月はかかる。
・尚、あなたの病気の場合、保険適応が今年4月から認められたので、DNA検査代は3割負担となります。
・三半規管にも影響が及んでいるため、通常はめまいを併発する事が多い。
・めまいは立って居られないぐらいひどく、嘔吐する事もある。
・めまいと共に聴力が不安定になる為、めまいを一つのサインとして注意した方がいい。

以上です。今のところ、深刻なめまいに見舞われた経験はないが、じりじりと聴力が下がっているのは実感している。現在の聴力は3分法で…

右耳:68.5dB
左耳:75 dB

と出た。かなり難聴が進行してしまっている。恐れていた事を数値で付きつけられた結果となった。

24時間テレビについて

愛は地球を救う――をテーマに毎年開催される24時間テレビ、北斗ママのゴールシーンのみしか見なかったので、内容について語る資格も無いが語りたくなったので語る。

番宣で度々宮川大輔氏が義足の少女と一緒に屋久島に挑む――とやらを流していたので、今年も相変わらずたっぷりお涙頂戴編成だったことだろう――違ったらごめんなさい。その少女が自身を障害者として認識しているかどうか、などの問題もあると思うのだが、製作者も視聴者も間違いなく少女の事を障害者としてくくり、この様な形で障害者を前面に押し出し「障害者でもすごい頑張っているんだ。障害者を理解してください」とアピールしていらっしゃる事に私はいつも疑問を感じる。

障害者は決して特別な者ではない。そこに居て、今日たまたますれ違った人と何ら変わる所も無いのだ。

それは「無関心」ではなく「認知」だ。

明らかに体力的に劣る小柄の人を大柄の人が助けるシーン、風邪気味の人を気遣うシーン、母が子供の手を引くシーン。その中に障害者をサポートするシーンが入って然るべきなのだ。そのシーンは取り立てて特別なシーンではない――そういった世界を目指すべきであるが、この番組がやろうとしている事は、「障害者を特別扱いしよう」といった事である。

もちろんこの番組で取り扱っている事はそういった障害についてのみでは無く、「貧困」「戦争」「孤児」といった社会的な暗部についてもスポットを当てていらっしゃる事と思うが、それこそが、正に当番組のメインであって然るべきだ。

この時期になると、「またまた憐憫の眼差しを向けられるのか――」と悲しい気分になる。

とは言っても、何もしないよりは立派だ。

信州大学に行った報告 その1

以前のブログで「信州大学の遺伝子外来に行く」と掲載したきり何事も無かったかの様にスルーしている当ブログではございますが、決して悪い結果となったわけでは無く、単純に仕事やプライベートの事が様々に重なり、報告をさぼってただけです。

とは言っても、報告する様な事は現時点では特に何もございません。

4月何日かに初診扱いで信州大学遺伝子外来を訪問し、姓も名も漢字一文字という珍しい名前をお持ちの先生に診療して頂いた。とりあえずはこのホームページに載せた様な事を伝えた所、やはりペンドレッド症候群の可能性があり、遺伝について検査した方がよいという事、遺伝について「メンデルの法則」の説明をされ、一通りの検査を受けた。検査の内容は色々あったのだが、聴力検査やら、鼓膜の弾力性の検査やら…もううろ覚えですすみません。んで、次回はぜひご両親と共にご来院ください、DNA検査にご協力頂ければ…と言われ帰宅。

結果は次回に持ち越しとなる模様。だが、この次回ってのがなかなか行けず仕舞いである。採血を予定しているので、次回はあくまでも採血だけで終わり、更に次回に採血結果も併せた診断が聞けるのかも知れない…何はともあれなかなか面倒な事になってる。ま、遠いからなかなかね…。

黙々とやってるやつら

今朝の事である。我が社のむっつり社長の訓示があったのだが、その中で「仕事中、ほにゃらんの私語が多かったので、時間外とは言えども常識に反するので口頭で注意した」といった内容の話しがあった。名指しで言われた人は萎縮してしまっていたのだが、そのすぐ後、「motokiさんみたいに黙々と仕事をこなす姿勢をみんな参考にして欲しい」とか言いだしちゃって俺びっくり。ええ!?っと。そりゃ黙々とするよ。だって会話の内容が聞き取りづらいから私語にも参加出来ないんだから。

思い返すと、昔からそうである。手作業のライン系でバイトをしていた頃も目の前のガサガサ音で会話は聞き取れず、仕方ないので仕事に集中するのだが、そうすると大抵は褒められる。「黙々とエライね」と。若造の頃にやっていたカラオケのバイトの時もそうだ、皆ワイワイ楽しんでいる時に俺は一人で掃除とかしてたのだが、その時は店長に「君は将来絶対に成功するよ」とも言われたのだが、それはどうやら外れたようだ。

まあ、いい事なのだろうか。

聞き取れないぜ

以前のブログから4カ月以上も経ってしまった。仕事ばかりが重なり、色々圧し掛かってくる事も多くもんもんとした日々を過ごしております。

先日、会社の暑気払いとの名目で田舎によくある様な居酒屋で総勢40名が集まったのだが、やはりウチのオーティコンアクトプロは惨敗であった。

会話が全く聞き取れない!!

あまりにも聞こえ無いので一人で黙々と食べ、黙々としていた。総勢40名以上、ワイワイと皆自由に席を移動したりしてたので、俺一人居なくても気づかれないよな…と思い、途中退席し車の中で時間を過ごした。終わりそうな頃を見計らって会場に戻ったりしたのだが、案の定誰にも気づかれなかった…。

はあ…こんなんですよ。難聴ってのは。正直言ってこういうのが一番辛い。

先日、久しぶりに和太鼓の練習に参加した。だが、こちらも皆の会話になかなかついて行けずじまいであった。重なる会話。被せて話す人が多く、ほとんど聞き取れない。みんななぜこんなに聞き取れるんだろう…。

これは補聴器の問題なのか、それともいよいよ聴覚神経がおかしいのだろうか。

日々、憂鬱です。
相方さんの笑顔だけを見ていたいっす。

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